昨年、オンライン授業とその準備にヒイヒイ言いながら、冬発行の学術雑誌に向けて夏に書いた記事(査読あり)が、今年春(予定)に掲載されるお知らせいただきました。
“Interviewing the steelpan archivist: Issues and prospects of steelpan from the point of view of an insider/outsider”.
短いですが、カリブ海に住む人やカリブ海音楽が好きな人に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
ありとあらゆるところに音楽があるカリブ海で、音楽を作る人、音楽を奏でる人への深い思いやりを持ちながら、カリブ海に住み、音楽をアーカイブ化していらっしゃる日本人のオーディオ・エンジニアへのインタビューです。
昨年と、今年も、大学で働く研究者はオンライン授業が大変で、研究の時間が取れないと嘆きます。同じように、学術ジャーナルの編集グループも、査読システムも、物理的な印刷も、オンライン発行も、ありとあらゆる物事が滞っていますね。いろいろな役割の方々が、「普段通り」に動けていないことがよくわかります。でもコロナ以前の「普段」には戻らないとは思うので、コロナ後にどうなるか楽しみです。(論文が書きやすく、提出しやすく、査読が通りやすく、読者が増えやすくなるとよいですね。)